短趾伸筋

短趾伸筋のお話

不定期で書いている筋肉話、1ヶ月以上に渡って書いてきたシリーズも残りが少なくなってきました。今回は

短趾伸筋の位置

前回に続いて今回も甲側の筋肉です。短母趾とくれば短趾もあります。お隣にあり、兄弟のような筋肉で人差し趾~薬趾に作用する筋肉です。スタート地点も踵骨【踵の骨】の前背側部【甲側】、外くるぶしのちょびっと前辺りと、その場所にある下伸筋支帯からスタートします。これも前回の短母趾伸筋と全く同じ場所です。そこから甲を進み、人差し趾~薬趾の趾背腱膜に付きます。この筋肉も足根洞症候群と関わることもありますので施術をするときには既往歴、特に外傷の有無について確認し、検査をしてから施術をします。

短趾伸筋の働き

短趾伸筋が働く時は2~4趾【人差し趾~薬趾】を伸ばす時、反らす時に働きます。短母趾伸筋と共に足底の屈筋郡に対して拮抗する働きをし、重心バランスを保つ役割を担います。また、糖尿病の末梢神経障害により筋肉の萎縮が確認される場合もあります。糖尿病の方が整体を受けに来られるということはあまり多くはないのですが、萎縮がみられる場合は何かしらの原因があるはずですので施術を始める前にしっかりと確認します。

短趾伸筋の鍛え方

トレーニングやエクササイズをする場合は、親趾を手で押さえ、それ以外の趾を伸ばして反らす動きをすることで鍛えることができます。ただ、とても地味な動きですので根気のいるやり方ではあります。無理に親趾を抑えなくても、趾をピンと伸ばすような動作をする時は必ずこの筋肉を使っていますのでそれだけでもエクササイズとしての効果はあります。この動きは施術を始める前の検査でも確認しますが、施術中でも動かしてもらうこともあります。普段は気にすることのない動きだからこそこのような機会に動かすことが大切です。

短趾伸筋のストレッチ

伸ばす場合は人差し趾~薬趾を折り曲げるようにしてあげるとストレッチされます。施術中でも状況に応じて伸ばしていくこともあります。この筋肉も歩行や走行で疲労が溜まりやすい筋肉です。座りながらや、お風呂に入りながらでも気軽に伸ばすことができます。疲労が溜まることにより直接怪我をするということはあまりありませんが、この筋肉の機能が低下してしまい、他の場所を怪我してしまう場合もあります。整体を受けている時だけではなく普段から比較的簡単に伸ばすことのできる方法です。
また、短趾伸筋は腓骨神経という神経の支配を受けています。この腓骨神経は太ももから足の趾先まで行く神経なのですが、腓骨頭という膝の外側の骨があるところで障害が置きやすいです。その腓骨頭のところで神経が障害されてしまうと、この筋肉も影響を受けてしまい、趾を反らすことが出来なくなってしまいます。筋肉だけの怪我や障害だけではなく、神経からの障害も時には起こりえますのでそういった場合は神経の働きを改善させていく施術をする必要があります。

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