短腓骨筋

短腓骨筋

整体の視点でみる筋肉についてのお話です。現在は下腿の筋肉について書いています。前回は腓骨に飛んで長腓骨筋について書きました。ので、今回は短い方です。

短腓骨筋の位置

前回の長腓骨筋に続いて下腿の外側にある筋肉、短腓骨筋です。この短腓骨筋は腓骨【すねの外側にある骨】の真ん中辺りからスタートします。前回の長腓骨筋が腓骨頭【膝のお皿の外側から下にある骨】からスタートしますが、今回の短腓骨筋はそこから下に降りたところかのスタートです。その名の通り長さが短いため短腓骨筋です。そこから長腓骨筋と同じく外果【外くるぶし】の後ろ側を通り第五中足骨粗面【小趾側の甲を形作る骨の外側】に付着します。ここが長腓骨筋との大きな違いですが、短腓骨筋は小趾の方に付着します。ですので非常に短い距離で終わってしまう筋肉です。施術をするうえではやはり長腓骨筋の方が機能的にも重要になってしまうため短腓骨筋はおまけという位置づけになってしまうことが多いですが、付着部が微妙に違いますので長腓骨筋では改善しなかった場合はこちらに目を向けることもあります。

短腓骨筋の働き

筋肉の働きとしては外反【足底の外側を持ち上げる動き】と底屈【アクセルを踏み込む動き】をするときに働きます。働きとしては長腓骨筋と同じ働きですが、短腓骨筋は小趾の方から持ち上げます。母趾側の長腓骨筋、小趾側の短腓骨筋で上手くバランスを取りながら足底の動きを支えています。そして、第五中足骨に付着するということは足底の外側縦足弓【内側のアーチは土踏まず】に関わります。この短腓骨筋が機能低下してしまうと外側アーチが崩れてしまいます。また、こちらも長腓骨筋と同じですが外反させる力が落ちてしまうということは相対的に内反の力が強くなってしまいます。内反捻挫の既往歴がある方や、歩行走行時のつま先の向きが安定しない場合はこの筋肉の機能低下を疑うことも必要です。施術をしていると長腓骨筋と短腓骨筋を見分けるのは難しいのですが、付着部は全く違います。腓骨筋に力を入れてもらったときに母趾の方に痛みが出るのか、小趾の方に痛みが出るのかで区別して施術や筋膜リリースを行います。

短腓骨筋の鍛え方

トレーニング&エクササイズは前回の長腓骨筋と同じで、外反【足底の小趾側を持ち上げる動き】の動きをしっかりすることで鍛えることができます。長短まとめた動きになってしまうのでどちらをという訳にはいきません。施術の中で、短いほうだけを意識して動かしてくださいと伝えても無理です。なので長短のどちらかというよりは、正しい関節の動き方を覚えてもらいます。

短腓骨筋のストレッチ

ストレッチは逆の動きの内反を行うと伸ばされます。これも長短どちらも伸ばされますので、セットでストレッチすることになります。施術を行う中で伸ばすこともありますし、筋膜リリースと併用して伸ばしながら施術をする場合もあります。

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