名古屋市の整体

長趾屈筋

長趾屈筋のお話

今回は長趾屈筋のお話です。毎回一つの筋肉を紹介して機能や障害、トレーニング法やストレッチ方などを書いていきます。大きな筋肉から小さな筋肉まで様々ですが、どこで何が役に立つか分かりませんので、たかが筋肉一つと言えども、きちんと身体を構成することに役立っているはずです。ということで現在は下腿筋シリーズについて書いています。前回は長母趾屈筋でした。今回は

長趾屈筋の位置

下腿筋【ふくらはぎの筋肉】の屈筋【折り曲げる動作をする筋肉】は今回の長趾屈筋で最後です。この長趾屈筋はふくらはぎのヒラメ筋のさらに下、一番深い場所にあります。以前書いた後脛骨筋と同じ深さにあり、お隣に位置する筋肉です。ふくらはぎの一番深いところで我々の体を支えてくれています。

スタート場所は脛骨【すねの骨】のほぼ真後ろ側からスタートします。その後、後脛骨筋と同じく内果【内くるぶし】の後ろ側を通り、足底のど真ん中を通り、2趾~5趾の末節骨【第1関節の骨】に付着します。ここが後脛骨筋と違うところです。筋肉の働きとしては、足関節の底屈【アクセルを踏み込む動作】と趾の骨まで到達していますので、2趾~5趾の屈曲【折り曲げ動作】をするときに働きます。足の趾ジャンケンでグーを作るときに主に働く筋肉がこの長趾屈筋です。また、足底のど真ん中を通りますので、足底の縦アーチを形成するうえでとても重要な筋肉です。

長趾屈筋の働き

この筋肉が機能低下してしまうと、足の縦アーチ【土踏まず】が崩れてしまったり、足首の安定感が低下してしまうといった問題が起きやすくなってしまいます。また、後脛骨筋と同じくスプリント系の動きをするときに地面を趾で捉える働きをしますので、負荷が掛かりすぎるとコンパートメント症候群等の障害が起きやすくなります。

長趾屈筋の鍛え方

トレーニングやエクササイズ方法としては、足の趾を折り曲げる動きをすることで鍛えることができます。この動きは先程も書いたように足趾ジャンケンのグーを作る動作です。最初は難しいかもしれませんが、何度か繰り返し行なっていくとしっかり使うことが出来るようになります。普段からスポーツをして体を動かしている人は別にして、高齢になってくると足の趾を使う機会が極端に減ります。屋内で素足になり地面をしっかり捉えるという練習を普段から行うことにより健康寿命を伸ばすことにも繋がります。何気ない趾の動きですが、気づいたときに数回行うだけでエクササイズにもなります。

長趾屈筋のストレッチ

ストレッチ方法としては、2趾~5趾を伸展【反らして伸ばす】ことによりストレッチをかけることができます。注意点としては、足首もしっかり反らすようにすることです。アキレス腱を伸ばす要領で足首も含めてそらすことにより長趾屈筋全体が引き伸ばされます。

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