名古屋市の整体

半膜様筋

半膜様筋のお話

毎回お暇つぶしで書いている筋肉についての話です。施術を行う時に筋肉は必ず触れるものです。

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半膜様筋

内側ハムストリングの一つで前回の半腱様筋の片割れ、半膜様筋です。半腱様筋と同じく、スタート地点は座骨結節【尻もちをつくと痛い場所】で、そこから大腿部【太もも】の内側を膝に向かって下降します。その後がこの半膜様筋の大きな特徴なのですが、内側側副靭帯【膝の関節の内側を支える靭帯】を越えた後に3つに分かれます。一つは脛骨【すねの骨】の内側顆【内側の半月板の下側】に付着する屈曲頭。二つ目は膝窩筋の筋膜に接続する直頭。三つ目は斜膝窩靭帯【内側半月板の後ろ側にある靭帯】に接続し、関節包【膝の関節を包むクッションようなもの】の後ろ側に入り込む反転頭。この付着部直前に三つに分かれるところが半膜様筋の最大の特徴で、深鵞足と言われます。

半膜様筋の働き

半膜様筋の機能としては、半腱様筋と同じく膝の屈曲【折り曲げ動作】がメインですが、この筋肉も股関節と膝関節をまたぐ二関節筋ですので股関節の伸展【後ろに伸ばす】にも関連します。その他、股関節の内転【内股のように閉じる動作】と下腿の内旋【つま先を内側に捻る動作】の補助筋としての働きもあります。また、半腱様筋はこれ以外にも大きな役割があります。付着部のところで書きましたが、斜膝窩靭帯に接続する反転頭の部分が膝を曲げた時に内側半月板と後関節包が巻き込まれるのを防ぐ働きをしています。膝を曲げた時に半膜様筋が間に入って干渉することによりスムーズな曲げ伸ばしが出来るようになっています。この役割はとても重要で、逆に半膜様筋のが固くなり膝を曲げた時にうまく干渉してくれないと膝を痛めてしまうということになります。そういった意味でもハムストリングの柔軟性は日常生活の中で重要な役割を担っていると言えます。特に年齢を重ねてくると、筋肉の柔軟性が極端に低下します。そして代名詞のように膝が痛いという言葉が出てきます。世間では膝の軟骨や変形等々色々と言われています。もちろんそれらも一因としてはあると思いますので否定はしません。一度摩耗や変形をしてしまった場所を元に戻すことはできません。そこで諦めるのではなく、まだ変えられるところ、特に筋肉の柔軟性や靭帯、腱と関節包の問題を解決することで痛みを改善させることが出来るかもしれません。

半膜様筋の鍛え方

半膜様筋はスタート部分も付着部分も前回の半腱様筋とほぼ同じです。ですので、働きもほぼ同じです。ということは鍛え方も半腱様筋とほぼ同じと考えて問題ありません。単純に膝を曲げることでこの筋肉を鍛えることができます。エクササイズやリハビリなどで単に筋肉に刺激を入れるだけならば、どのような姿勢でも構わないので膝を曲げる動きをすることで半膜様筋を使います。寝転んでいても、椅子に座っていても構わないので膝を曲げる意思を持って動作をするということが大切です。個人的な経験談になってしまうのですが、ボランティアで月に一度お世話になっているデイサービスでは高齢者の方でも椅子に座りながら膝を曲げる練習をしています。やはり高齢の方になると半膜様筋だけではなく、下肢全体の機能と力が衰えてしまいます。衰えを少しでも軽減し、健康寿命を少しでも伸ばすことが課題となっている現代社会では、こういった時々のエクササイズがものすごく重要になります。そしてトレーニング目的で行う場合は、うつ伏せになり足首に適度な重しを装着し膝を曲げます。このとき、少し内股状態で膝を曲げるようにするとより半膜様筋を鍛えることができます。もう少し踏み込むならば、膝を曲げ切った後にほんの少し股関節を浮かせると更に内側ハムストリングを鍛えることが出来ます。

半膜様筋のストレッチ

半膜様筋を伸ばす方法としては、これも半腱様筋と同じくつま先を外側に向けた状態で前屈をすることにより伸ばされます。同じく、膝のお皿を外に向けるようにして前屈するとしっかりと内側ハムストリングがストレッチされます。スポーツをしている方は100%この内側ハムストリングのストレッチはしているかと思いますが、筋肉をよりしっかり意識して行うか否かで柔軟性に違いが出ます。ウォームアップでどうしてもルーティンで流してしまう場合もあるかもしれませんが、一度怪我をしてしまうと癖になりやすい筋肉です。スポーツをしていない方の場合でも半膜様筋の柔軟性は大切です。膝の靭帯やその他の筋膜に付着して終わるという特徴や膝を曲げた時の緩衝作用という特徴を持っていますので、柔軟性を維持もしくは高めていくということは健康な日常生活を送るうえでポイントになってきます。半膜様筋のみのストレッチというより、内側ハムストリングを意識してしっかりと伸ばしましょう。

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