膝窩筋

膝窩筋のお話

ここからは、暇つぶしで書いている筋肉についての話です。毎回一つの筋肉に焦点を当てて、機能や鍛え方について書いていきます。直接健康に役立つかと聞かれると、はいと断言はできないのですが。それでも一つの筋肉に意識を向けることは歳を重ねた時に違いが出てくるのではないかと思います。何年後かの自分のために筋肉をしっかり使う練習をしておくという意味では健康に役立つのかもしれません。
ということで、現在は下腿筋シリーズについて書いていますが、今回が最後となりました。

膝窩筋の位置

最後の下腿の筋肉となりました。この膝窩筋。下腿に入れるべきなのかどうか少し迷いましたが、最終的にはまぁどっちでもいいかと。いずれは書くことですし。ということでこの膝窩筋、膝裏の一番深い所にあります。それもそんない大きな筋肉ではないので直接触診するのは難しい筋肉です。というか深層筋なのでどうしても他の筋肉を介してしか触れることはできないのですが。スタートは大腿骨【太ももの骨】の外側上果【膝の外側半月板の上の部分】の裏側からスタートします。そして、脛骨【すねの骨】の後面上部に付着します。ですので、膝の関節の裏側を斜めに下降するだけのとても短い筋肉です。

膝窩筋の働き

膝窩筋が短いからといって侮ってはいけません。働きとしては膝関節の屈曲【折り曲げる動作】とほんの少しだけ内旋時【ひねり動作】にも働きます。ただし、膝関節の屈曲【折り曲げ動作】は主にはハムストリングという大きな筋肉が主に働きますので、膝窩筋はそのサポートをする筋肉です。ハムストリングは股関節と膝関節を跨ぐ二関節筋で、大きな筋肉なのですが、その分負荷が大きく、故障の多い筋肉でもあります。そこで、膝の折り曲げと安定性という重要な働きをするのがこの膝窩筋です。膝窩筋はハムストリングと違い、単関節筋です。ハムストリングが固くなり柔軟性が低下してしまうと膝が常に曲がっている状態になります。そうすると、膝窩筋も常に縮こまった状態を強いられるため、疲労がたまり痛みが出る場合もあります。

膝窩筋のトレーニング

膝窩筋のトレーニングやエクササイズは難しいです。最大の理由は、主動筋ではなく補助筋であるということです。ハムストリングの補助をする筋肉ですので、それに合わせて動かすことが出来ます。それを膝窩筋鍛えていると言えるか、正直微妙な所ではあります。この筋肉だけに限った話ではありませんが、人の体は単独で筋肉を動かすということは出来ません。筋肉の大小は関係なく相互の繋がりがあって成り立ちます。このことは色々と考えさせられます。

膝窩筋のストレッチ

同じくストレッチも難しいです。ハムストリングを伸ばす動作、一般的な前屈動作をするとハムストリングと合わせて膝窩筋も伸ばされます。このストレッチで重要なことは膝の関節を完全に伸展させることが重要です。ハムストリングは多少膝が伸び切らなくてもストレッチされますが、膝窩筋は膝の単関節筋ですので膝関節を完全に伸ばしきらないと膝窩筋が伸ばされません。ご自身の日常生活を振り返ってみても、膝を完全に伸ばしきる時間はとても少ないのではないかと思います。つまりこの膝窩筋が固まりやすい生活習慣が染み付きやすい人が多いと思いますので注意が必要です。

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